最近は小学校でもパソコンの授業があり、これからの子供の教育にパソコンは無くてはならないものになってきています。
そういった中でも、親としては子供にはなるべく安全にパソコンを使ってもらいたいですよね。
これを解決してくれるのがペアレンタルコントロールという機能です。
ペアレンタルコントロールを使えば、パソコン(Mac)に制限をかけることができます。
この記事ではMac OSでのペアレンタルコントロールの設定方法について、ステップ・バイ・ステップで設定できるように画像つきで解説しています。
子供と共用でパソコンを使っているところもあると思いますが、そのような場合でも大丈夫です。
まず最初にすること(子供用のアカウントを作る)
一番最初に「子供用のアカウント」を作る必要があります。
まずその設定法を解説します。
「システム環境設定」の「ユーザとグループ」を選びます。
左下の鍵マークをクリックして、管理者のパスワードを入力します。
左下の「+」マークを押して、子供用のアカウントを追加します。
①では「ペアレンタルコントロールで管理」を選択します。
②ではお子さんの年齢にあわせて、4+、9+、12+、17+から選びます。大きくなればなるほど制限はゆるくなります。
③、④ではアカウント名とパスワードを設定します。パスワードなしの場合には誰でもログインできるようにすることもできます。
すると次の選択肢が出てきます。
「自動ログインをオフ」にすると再起動後にユーザーを選べますので、パソコンを共有する場合はこの設定の方がいいでしょう。
「常に自動ログイン」にすると、管理人のアカウントに自動でログインするようになります。
すると、子供用のアカウントができていますので、「ペアレンタルコントロール」で細かい設定をします。
ペアレンタルコントロールの設定
各項目の設定をしていきます。
アプリケーション
アプリケーションでは、カメラの使用、Game Centerへの接続、メールの送受信の制限ができます。
そして「このMac上のアプリケーションの使用を制限」で他のアプリケーションを制限できます。
Web
Webではブラウザでのウェブサイトへのアクセスを制限することができます。
ストア
ストアではiTunes StoreやApple Booksでのアプリ、映画、音楽、本などへのアクセスに年齢制限をつけることができます。
時間
Macの使用可能時間を制限することができます。
プライバシー
位置情報、連絡先、カレンダー、リマインダーなどへのデータへのアクセスを制限することができます。
その他
その他の項目では、Siri、プリンター、CD・DVDディスクの作成、辞書について、Dockの変更、Finderの設定を制限することができます。
まとめ
MacOSでのペアレンタルコントロールの設定方法と使い方を解説しました。
MacOSの標準のペアレンタルコントロール機能は、いまいち使いづらいて全体的にユーザーフレンドリーでないと思います。
ノートン360に付属している機能の「ノートンファミリー」ではもっとフレキシブルかつ直感的に設定ができますので、こちらがおすすめです。
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