論文を検索する時にPubMedを使うことが多いと思いますが、
「この論文のインパクトファクターはどれぐらいなんだろう?」とか、
「インパクトファクターが低い論文をフィルターできたらいいのに」
と思ったことはないでしょうか?
この記事では、「PubMed Impact Factor」というGoogle Chromeの拡張機能(プラグイン)を使うことによって
PubMedでインパクトファクターを表示させたり、場合によってはフィルタリング機能によって
インパクトファクターの低い論文を表示させない方法を解説します。
実際の方法
まず最初に、実際のやり方を図解で解説します。
Google Chromeをインストールする
Google ChromeはGoogle社が提供しているフリーのブラウザーです。
こちらからダウンロードしてください。
ChromeウェブストアからPubmed Impact Factorをダウンロードする
次にChrome ウェブストアというところへアクセスして、
検索ボックスに「Pubmed Impact Factor」と入れてください。
「Chromeに追加」を押して、プラグインをインストールします。
これだけでも次のように、PubMedでインパクトファクターが表示されるようになっています。
フィルタリングの設定方法
「PubMed Impact Factor」の「詳細」を押します。
「拡張機能のオプション」を押します。
例えば、「インパクトファクター10以下を表示しない」、「JCR QuartileのQ1以外を表示しない」場合は次のようになります。
①にインパクトファクター、②をチェック、③をQ1だけ選択、として「Save」を押します。
プラグインのアンインストール方法
もしもこのプラグインが気に入らない場合はも簡単にアンインストールできますので、安心してください。
先ほどの、プラグインの「拡張機能」、「PubMed Impact Factor」の「詳細」から
「拡張機能を削除」を選ぶだけです。
インパクトファクター、JCR Quartilesについて
インパクトファクターについての解説はこちらに詳しく書いています
JCR QuartilesはインパクトファクターをまとめているClarivate社が提供しているデータの一つで、
次のように定義されています。
つまり、「インパクトファクター、引用数など」を「そのカテゴリーの雑誌数」で割った値で
4段階評価したものです。
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