【おすすめの5冊】英語論文の書き方を勉強するための参考書

研究

英語論文を書こうと思うけど、何から勉強してよいのか分からない。

論文の書き方についての解説本はどれも同じような本ばかりで、どれを選んでいいのか分からない。

英語論文の書き方について勉強するのに参考になる良い本はないだろうか?

このように悩んでいる方が多いのではないでしょうか。

私はこれまで筆頭で10本以上、共著を含めると80本以上の英語の学術論文を出してきました。

英語はかなり苦手ですが、これまで英語論文の書き方については、それなにりこだわりをもって勉強し、「英語論文の書き方」系の本についてもたくさん買って読んできました。

そのなかでも自分の英語力を上げてくれたと感じる本や、読んで英語論文の書き方に対する考え方が変わったり、非常に参考になった本を厳選して5冊を紹介したいと思います。

あまり一般的には知られていない本もありますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

おすすめの本のランキング

まず私が選ぶ5冊のランキングは次のようになります。

1. ネイティヴ並みの「英語の書き方」がわかる本

この本は隠れた名著だと思います。

もともとは英語論文の書き方に特化した本ではなく、ライティング全般の考え方についての本です。

一つ一つの文は書けるけれど、論文となるとうまく書けない。

英文法はある程度理解できているんだけど、ナチュラルな英語が書けない。

andなどの接続詞で文と文を多用してしまって、なんとなく幼稚な英文になってしまう。

このような悩みを持つ人が多いと思いますが、この本が解決のヒントを与えてくれると思います。

日本人が英語を書くときのクセとネイティブのライティングの考え方を対比しながら書かれていますので、

テクニックではなく、ネイティブの根本的な考え方を学ぶことができます。

この本の中には練習問題もたくさんのっていますので、問題を解きながら学ぶことができます。

日本語を話しているとどうしても日本語の考え方に戻ってしまいますが、今でも時々この本を見直しては、ネイティブ思考に戻るようにしています。

英語論文を学ぶときの参考書をどれか1冊を推薦してと言われれば、必ずこれを指定すると思います。

私の中ではダントツで1位です。

新品でも1400円で、値段もそんなに高くないですので、ぜひ一度目を通したほうがよいとおすすめできる一冊です。

どうやらすでに絶版となってしまっていて中古本しかなく、販売されている数にも限りがあるようです。プレミアがついているのか、新品よりも値段が高くなってしまっているようです。。。

もしも見てみたい人は早めに手に入れたほうがいいでしょう。

2. 英語論文によく使う表現

この本は逆引き辞典のように使うことができる例文集です。今でも英語論文を書くときにはいつも手元に置いています。

例えば

「この論文の目的は〜」、「原因を述べる」、「結果を述べる」

という基本的な場面についての表現や

「本論において考察・検証が不十分であることを弁解する」場合や

「未知あるいは不明を認める」場合

などの細かな場面設定で、それぞれに例文をたくさん準備してありますので、表現が思い浮かばないときにパラパラと見て参考にしています。

基本編が10万部のベストセラーとなり、発展編も最近発売されたようです。

3. アクセプトされる英語医学論文を書こう!

この本は英語論文を書くのにあまり慣れていない方向けです。

時制の話であったり、「=」や「mg/ml」などの前後にスペースがいるかいらないか、などの基本的なことが書いてあります。

また類語表現をたくさん列挙してあり、同じ表現がつづいてかっこ悪いなと思うときに今でも見直して参考にさせてもらっています。

例えば「increased(増加した)」については

「was accelerated」「enlarged」「proliferated」「advanced」「expanded」「raised」…というような形で多くの表現を書いてあります。

4. 理科系のための英文作法―文章をなめらかにつなぐ四つの法則

この本は中公新書からの本であり、イラストがあまりなくて固い印象の本ですが、「なるほど」と思いながらスイスイと読みすすめることができます。

またこの本にも「理由を表す表現」、「逆接または対象を表す表現」など多くの表現パターンを書いてありますので、参考になります。

理科系と書いてありますが、文系でも十分使えます。

700円程度で安いですので、一見の価値はあると思います。

5. The Little Book of Research Writing

個々の文の英作文についてというよりは、これも全体の構成とパラグラフについて書かれた本です。

分かりやすい論文、読みやすい論文というのは、全体の構成を考えないといけない、Structureが大事だという内容です。

一部を簡単に紹介すると、

「R」Research question

「A」Answer

「P」Positioning statement

RAPという概念を提唱して、これを軸にwritingの組み立て方について書かれています。

最初に紹介した

ネイティヴ並みの「英語の書き方」がわかる本

と内容が似ていますが、組み合わせるとより理解が深まると思いました。

ネイティブはStructureやParagraphを徹底的に教育されるようですね。

英語の本ですが、全体で180ページぐらいで、簡単な英語でイラストや図などを多用してありますので、英語論文を読める方には問題なく読むことができると思います。

まとめ

私が英語論文を勉強するときに参考になった5冊を紹介しました。

どれもそんなに高くなくてお金以上の価値は得られると思いますので、ぜひ手にとってみて下さい。

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