画像のファイル形式をTIFFからJPEGに変換したり、JPEGからPNGに変換したいときはどうしていますか?
一つずつPhotoshopなどの画像処理ソフトから変換している人もいるかもしれません。
数個のファイルだったら、手作業の方が早いでしょうが、数十数百の画像ファイルの場合は、同じ作業の繰り返しで効率がかなり悪くなります。
プログラミングの知識があればすぐ解決できるのでしょうが、これだけのために勉強するのもなかなか難しいですよね。
そのような方にオススメしたいのが、Macにもともとインストールされている「Automator」というアプリケーションです。
これを使えば、プログラミングの知識がなくても無料で簡単に画像ファイルを一括変換することができます。
一回設定してしまえば、次回からはすぐに使うことができますので、これからも同じ作業を繰り返す人はぜひ使ってみて下さい。
この記事では画像のファイル形式を自動で一括変換する方法を解説しています。
MacのAutomatorについて
このアプリケーションを見たことがありますか?


これは、Macにデフォルトで入っている「Automator」というアプリケーションなのですが、
意外と使っている人は少ないかもしれません。
これひとつでいろいろなことを自動化することができるので使わないと損です。
たくさんの画像ファイルを一括でjpegに変換する方法
今回は画像をjpegに変換する方法について順を追って解説します。
1. Automatorを起動する
「アプリケーション」から「Automator」を起動し、「新規書類」を開いて下さい。


2. クイックアクションを選択する
歯車マークの「クイックアクション」を選択して下さい。


3. ワークフローの設定(1)
「イメージファイル」、「FInder.app」を選択する。


4. ワークフローの設定(2)
「イメージのタイプを変更」をドラッグ・ドロップする。


5. ワークフローの設定(3)
保存先は自分の好きなところを選んで下さい。
変更後のファイルタイプは「BMP」「JPEG」「JPEG2000」「PNG」「TIFF」から自分の目的に合わせて選んで下さい。


6. ワークフローの設定(4)
「ファイル」から「保存」を押して下さい。


7. ワークフローの設定(5)
この一連の処理(ワークフロー)の名前をつけます。あとで見て自分が分かれば何でもOKです。


実際の使い方
例として4つのPNGファイルをJPEGに変換してみます。


4つのファイルを選択して、右クリックを押して下さい。
「クイックアクション」から「jpeg変換」を押すと、
保存先の「デスクトップ」にJPEGに変換された4つのファイルが一瞬で出来上がります。
まとめ
MacのAutomatorを使って、自動で画像ファイルを一括変換する方法について解説しました。
何回も同じ作業をする方は今後の作業がかなり楽になりますので、ぜひ試してみて下さい。
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