大腸菌のプラスミド抽出キットの組成を調べて自作してみた【ミニプレップキット】

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実験プロトコル

日々のプラスミド抽出で市販のキットを使われている人も多いと思います。

一番安いミニプレップキットで、1サンプルあたりの費用は100円前後というところだと思いますが、

チリもつもれば山となるで、多くのサンプルを処理する研究室にとって、その費用は馬鹿にならない額になってきます。

玄人の人は「アルカリ溶解法でやればいいじゃん」と思われると思いますが、

それでも「エタ沈がどうも苦手」という人や、「やっぱりカラム法の方が何か安心する」という人もいるかと思います。

この記事では、海外を含めたインターネット情報をかき集めて、

カラムを使ったミニプレップを何とか安くすませる方法を解説しています。

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バッファーの組成

Resuspension Buffer(懸濁バッファー)

50 mM Tris-HCl, 10 mM EDTA, pH 8.0 (25℃), 100 ug/ml RNase A

Lysis Buffer(溶解バッファー)

200 mM NaOH, 1% SDS

Neutralyzation buffer(中和バッファー)

4 M guanidine hydrochloride (GuHCl, グアニジン塩酸塩), and 0.5 M potassium acetate(酢酸カリウム), pH 4.2

Wash Buffer(洗浄バッファー)

5x Wash Buffer(5倍濃縮洗浄バッファー)

80 mM NaCl, 8 mM Tris-HCl, pH 7.5 (25℃)

100%エタノールで5倍希釈して使います。

1.4x Column Wash Buffer(1.4倍濃縮カラム洗浄バッファー)

80mM potassium acetate(酢酸カリウム), 8.3mM Tris-HCl (pH 7.5), 40μM EDTA

50mlの1.4x Column Wash Bufferに70mlの 95% エタノールを加えます。

このColumn Wash Bufferの方が収量が良い場合が多いです。

カラム

あとはカラムがあれば何とか自作はできますね。

私が調べた限りではカラムの自作方法まではたどり着けませんでした。どなたかいい情報があれば、ぜひコメント欄にお願いします。

探してみたらカラムだけの単品は売っていました。

これでも100個で8900円なので、1サンプルあたり89円ですね。もうちょっと安くしたいというのが本音ではあります。

カラムを再生させようと頑張ってみる論文も見つけましたが、コンタミが嫌なので何か気持ち悪いですね。

もう一つは、シリンジフィルターで頑張ってみる論文もありましたが、これもこんな事するなら素直にカラムを買えばいいのに、と思いました。

まとめ

プラスミドの抽出キットを買うとだいたいバッファーの方が余ってしまうと思いますので、

大幅な節約にならないかもしれませんが、もし皆さんの参考になれば幸いです。

大腸菌実験プロトコールのまとめ

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