コロナウイルスによるアメリカ留学への影響
コロナウイルスが全世界で猛威を振るっており、あらゆる分野において影響が出ています。これからまさに留学をしようと思っていた方、また留学を検討されていた方は本当にお困りのことであり、心中お察し申し上げます。
先日トランプ大統領より下記のリンクのような発表があり、ご心配されている方がいらっしゃるのではないかと思い解説します。
CNN news 2020年4月22日号 READ: Trump’s order to temporarily halt immigration amid coronavirus outbreak
このニュースは、新たなグリーンカード取得について影響があるもので、F, J, Hなどのいわゆる”nonimmigrant VISA”については該当しません。したがって、今後のアメリカ留学について完全に道が閉ざされたわけではありません。ただ、2020年4月下旬の時点では、ほぼ全世界のアメリカ大使館や領事館が閉鎖されているため新規にnonimmigrant VISAを申請することは難しいと考えられます。また、受け入れ側の大学、研究所などもほとんど機能していませんので、この点においても現時点での留学は困難だと思います。
また、現在アメリカ留学中の人にとってもコロナウイルスは頭の痛い問題です。VISA更新のためにはアメリカ国外の大使館や領事館で新たなVISAをもらわないといけません。そのためには、日本に帰らないといけないのですが(カナダなどの領事館で取るという方法もありますが)一旦アメリカ国外に出てしまうと新規VISAが取れないのでアメリカへ再入国できないという事態になってしまいます(VISAが期限切れでも在留資格があればアメリカ国内に滞在することはできます)。
今はこのコロナウイルスが早く終息することを祈るしかないようです。また留学関連のニュースがあればアップデートいたします。
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